2007.05.29 Tue [長年日記]
# [本] 星雲はるかに 上・下
読了。
むち打たれ半殺しの目にあわされ、おまけに便所に落とされた事への復讐ってどんなにおどろおどろしいかと思いきやあっさりめ。恋愛小説色強し。後半少々だれぎみ。
昔読んだ「重耳」(と他数冊)は話は面白いんだけど説教くささがちょっと強めで敬遠してましたが、この小説に限ってはそれは無かったです。大変満足。次は「楽毅」あたりを読んでみよう。
小説を読んでいた困った事がひとつ。
戦国時代(後期)の略図が載っているけど、地図に載ってない地名がよく出てきていらいら。ぐぐってもいいのが見つからない。GoogleMapの中国は真っ白だし。「中国大返し」みたいなシーンが出てくるけど邑の距離感がまったくわからないのですごさが今ひとつわからない。
小説をより楽しく読むためによい地図サイトみたいなのないかなぁ。あと春秋時代、もしくは戦国時代を舞台にしたGameがあれば・・・ないな。
2007.05.31 Thu [長年日記]
# [映画][テレビ] しあわせな人生
NHK-BSで予備知識0、期待0でなんとなく観たんだけど・・・すんごくよかった!!!
南フランスの田舎町。農家の長男として生まれ、祖父の代から続く農業を継ぐことが半ば義務づけられている青年ニコラ。しかし、人から与えられた人生を素直に受け入れることが出来ず、何をするにも中途半端な毎日を送っていた。そんなある日、牧場が狂牛病に見舞われ、すべてを失った父親は自殺をしてしまう。祖父はショックでボケ始め、一家はバラバラになってしまう。慣れ親しんだ土地を離れ、家族とともに村はずれの小さな家に移り住んだニコラは、そこで改めて自らの人生を見つめ直す。そして、今度は自らの足で新たな人生を歩み始める……。
ボケてしまったおじいさんが入った施設へ妹と一緒に面会に行き、その帰りに車の中で小さなため息とともに下した決断。祖父母と妹を引き連れて祖母の故郷へ引越すんだけど、この前後の主人公の顔つきの微妙な変化がいいんだなぁ、うまい。
映像がきれいで、特に朝日のシーンはもうとんでもなくきれい。音楽もごくごく控えめだけれども印象的でよい。
というわけで、完璧。観てよかったよ。DVD化されてないらしい。なんでだ。